造花で簡単なのに豪華!ウェルカムリースの作り方(前編)
結婚式の受付やウェルカムスペースを華やかに飾るウェルカムリースです。
造花と既製のリース土台を使って、自分らしく可愛らしく。簡単にできる作り方をまとめました。
お花をいっぱい使っても、造花なのでお値段も安く、簡単なのに豪華に仕上がります。
ずっと枯れずにとっておけますので、挙式が終わってからは新居に飾ることもできますね。
お花の種類を変えれば、結婚式だけでなく季節のリースも作れます。
造花で簡単なのに豪華!ウェルカムリースの作り方(前編)
材料と道具
・グルーガン本体
・・・100ショップダイソーにて購入しました。200円商品でも機能はバッチリです。
グルーガンとは、樹脂でできたスティックを溶かして半田ごてのように接着する道具です。金属・木・紙・布・プラスチックなどを接着するのに幅広く使えるので手芸に便利です。
接着剤を使用してももちろんOKですが、グルーガンが便利なのは、グルーがすぐに固まるので固定に時間をとられず作業がしやすいところ、再度溶かせるので何度でもやり直しができるところ。
初心者さんや不器用な私にも向いています。
・グルースティック
・・・樹脂のスティック。グルーガンに挿入して溶かして使います。色はお花などにはみ出してついても目立たないように、乳白色のものを使いました。
グルーガンの種類によって、スティックの直径が異なるものがあります。購入時に口径サイズをよくご確認ください。
・ハサミ または ペンチ
・・・造花の茎を切って、お花の長さを調節するのに使います。造花によっては茎が太くてハサミでは切れなかったり、中に金属の芯が入っているものがあります。
・土台にするリース
・・・こちらは100円ショップナチュラルキッチンのもの。今回は直径22cmくらいの茶色いツル性のものを使いました。(既製品でも、自然の素材のため、大きさや造りにばらつきがあります)
白を基調にしたリースを作りたかったのですが、茶色の土台でも、お花を全部につけていくと最終的に花弁で土台が見えなくなるので、色はとくに気にしなくて大丈夫でした。
・リボン
・・・飾りでリボンをつけます。今回は全体を引き締めるようにネイビーのサテンリボンを使いました。
・造花
・・・白で清楚に、青をアクセントに、葉っぱの緑がちょろっとあるイメージで作りたかったので、今回は白いお花が多めです。大きさの違うバラ・アジサイ・ダリアを、白・緑・青色で複数使いました。
全部買っても4000円くらいです。
青いお花って、手に入る生花だと赤紫っぽかったり水色の小花系が多くて、空や海みたいなはっきり青い大輪のバラを使いたかったら、人工物の一択です。
お花の選び方・合わせ方のポイント
大好きなお花を使ってください。会場やドレスの雰囲気・挙式のテーマに合わせましょう。
季節のお花(人気の桜や向日葵など)は、生花だと仕入れの関係や需用で品薄・高騰している場合もあると聞きましたが、時期を問わないのが造花のいいところ。年間を通して全ての種類・架空の色のお花までもが揃います。
お花は、全部を純白にするのも正統派の花嫁さんって感じで素敵ですね。緑がかったバラを少し入れるとちょっと本物っぽくなる(?)気がします。
可愛くなり過ぎちゃうのが苦手な方は、さらに緑の割合を多めにするとシックに大人っぽくなります。葉っぱやツルの飾りがついているリアル寄りの造花もありますし、緑がかったアジサイ、ダリアも可愛いですよ。
同じ種類のお花でまとめても豪華ですし、色を合わせて花弁の形が違うお花を使うとリズミカルな印象になります。
大きいお花同士の隙間を埋めるのに、小花も用意すると重宝します。アジサイは小さく切り分けて使ったらなかなか便利でした。
花びらの重なり具合、お花同士の密集具合が高級感につながります・笑。
作り方
お花を切る
造花を使いやすい大きさに切り分けていきます。
左端が買ってきた状態。このまま花瓶などに挿して飾っても素敵ですが、今回はリースの材料として使ってしまいます。
花の根元(がく)から茎に2~3cmのゆとりを持たせて、ハサミかペンチで切っていきます。
造花によっては、部品で繋げてある部分を手で引っ張れば分解できます。
アジサイは長い茎を外して、3~5個の花?(アジサイの花びらっぽく見えているのは本当はがくで、本物の花は小さい中央のところなんだよねっていう雑学はここでは省略)の房に切り分けます。
ちょっとこんな少しの量にしてしまって寂しい印象にならないの?面倒だから大きい房でまとめてくっつければいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、いろいろ試行錯誤した結果、不器用な私にはあとで微調整がきくこのやり方に落ち着きました。
お花を配置する
全体のバランスを見て、まずは土台のリースの横や上にお花を並べて様子をみていきます。
アジサイが全体にまんべんなく並ぶように、6カ所においてみました。
色やお花の並びを規則正しく繰り返してもきれいに仕上がりますし、ランダムで並べてもアーティスティックで面白いです。
土台にお花を接着する
だいたいのイメージとお花の位置が決まったら、いよいよ接着していきます。
お花の茎を、固定したい位置の土台の隙間に差し込みます。根元に熱したグルーガンの先端を押しつけ、たっぷりとグルーを垂らして土台のリースとお花に絡ませ固めます。
お花の茎にグルーをつけてから挿しても大丈夫ですが、手早くやらないと樹脂製の茎までもが熱で溶けてしまったり、隙間にしっかり固定できなかったりするので注意が必要です。
グルーでお花を接着するときのポイント
グルーが花びらにつかなように、茎だけにつけるようにします。花びらがふんわり広がるのがステキ度アップの秘訣です。
グルーは熱せられると納豆やチーズみたいに糸をひきますが、固まってから簡単に切って綺麗に出来るので大丈夫です。
作業中の土台はグルーで蜘蛛の巣みたいになってますが、最後にはお花が広がって隠れますのでご安心を。ひとつひとつのお花を確実に固定していくのがこつです。
後編では、よりお花を素敵に魅せるための配置のコツと、飾り方のアイディアを紹介します。
皆様の手作りの参考になれば幸いです!
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