市販のタンブラーをアレンジ!ファブリックタンブラーの作り方
よく使うタンブラー、カフェでもインテリアショップでも可愛いデザインのものがいっぱい出ていますね。
市販のタンブラーに布生地を使って簡単アレンジ、柔らかい雰囲気のファブリックタンブラーを作ってみました。作り方の紹介です。
青と花柄が好きなので、こんな感じに仕上がりました。
生地にタグやレース、刺繍で飾り付けても可愛いと思います。
ファブリックタンブラーの作り方
材料
・タンブラー …内部の台紙が取り外せるものならなんでも
・生地 …台紙と同じ大きさのもの(今回は約25cm×18cm使用)
・飾り …今回はラバー製のタグを付けてみました
・道具 …裁ちばさみ、チャコペン、両面テープ
今回使用するタンブラーは100円ショップ・ダイソーの150円商品のタンブラーです。
タンブラーの蓋と底とを取り外すと分解出来るようになっていて、内部の台紙が取り出せます。
台紙を自分で作ったり、写真を入れたりしてカスタマイズ出来るようになっているんですね。
スターバックスのタンブラーにも、内部の台紙(表紙)が外せてオリジナルタンブラーを作れる商品があるようです。
作り方の紹介
タンブラーを分解する
こちらが分解したところ。シンプルな造りとデザインです。本体の水色がかなり好みでした。
左から、ねじって外した底、透明な外筒、紙の台紙、本体です。
生地に型をとる
台紙をそのまま型紙にしてしまいます。
生地の上に台紙を置いて、縁の部分をぐるっと一周なぞって生地に書き写します。
布に印をつけるので、裁縫用のチャコを使います。
今回使用したのはペンタイプのもので、チャコエース1の紫色。時間が経つと自然にゆっくりマーカーの色が消えていく便利なものです。手芸屋さんで売っています。
裁断して台を作る
周囲に約1cmのゆとりをもたせて裁断します。
切ったらアイロンで線に合わせて折り目を付けます。
タンブラーの形は角度のついた筒型・円錐型なので、展開図は扇形になります。
上と下はカーブ(弧)になっているので線に合わせて折るとふにゃふにゃしますが、気になるようならハサミで切れ込みを入れると落ち着きます。
生地選びの注意点
ストライプやチェック柄といった垂直と水平がはっきりしているデザインの生地を使うと、扇型の端の方が斜めになってしまうのであまりおすすめはしません。
それから生地の厚さにも注意です。台紙一枚が入っていた隙間に布を入れることになるので、なるべく薄手の生地を使ってください。
生地が薄すぎて心許ない場合は生地の裏側に接着芯を貼るか、生地に台紙を重ねて一緒にタンブラーに納めると丈夫になります。
組み立てる
タンブラー本体に布を巻き付けます。
上と下の端部分がズレていたり、布がもたついているとかっこ悪いので、ここはいちばんきっちりと。
巻き終わった端を両面テープを貼って固定すると綺麗です。
生地同士を糸で縫い留めたり、接着剤を使うよりは修正しやすく、今後デザインを交換したりもできるので簡単です。
飾り付け
透明の外筒をかぶせてみたところ、少し隙間にゆとりがあったので、ラバー製のタグも付けてみました。
布小物って最初に生地が平らな状態でタグやレースを縫い付けてから仕上げる事が多いですが、これに関してはタンブラーの個体差と使用する布の厚みによるとしか言いようがないので、飾り付けは一度外筒をはめてから様子見ながら最後にした方がいいと思います。
レースやテープで全面を巻いたり、パッチワークにした生地を入れる計画も考えたのですが、この厚み制限のためシンプルデザインで素敵な生地そのものを生かす方向にしました。
完成
完成です。色違いの紺色のタンブラーも同じように布を使ってファブリックアレンジしてみました。
100円均一のタンブラーはお手頃価格で色のバリエーションもあるのでいいですね。
私は職場でこのタンブラーを使用しているのですが、同じ生地でお弁当用の巾着袋も作ってお揃いにしています。
手作りのバッグやランチョンマット等と合わせてもきっと素敵だと思います。