【無料型紙】裏地あり・リバーシブルも可能!ポケットティッシュケース基本の作り方
裏地のあるポケットティッシュケースの作り方をご紹介します。両面が綺麗に仕上がるので、リバーシブルでも使えます。ひっくり返すときの折りたたみ方がポイントです!
ひっくり返すとこんな感じになります。
リバーシブルのポケットティッシュケースの作り方
材料
・表地 縦21cm×横15cm 綿プリント生地 ピンクの植物柄
・裏地 縦21m×横15cm サテン生地 ボルドー無地
今回使ったのは、表は肌触りのいいリバティタナローンの植物柄です。25cmカットクロスで作れます。
裏はつるつるのサテン生地。ティッシュが引っかかりにくいので個人的に好きです。
型紙
sorairo-sewing-reversiblepockettissuecase
プリンターの印刷設定は「拡大/縮小」を「実際のサイズで印刷」にしてご利用ください。
作り方
生地に型紙を写す
それぞれ型紙に写し取ります。
ティッシュの出し入れ口になるところの上側の部分を「上側ふた」、下になる部分を「下側ふた」とします。
図の点線に合わせて折り曲げてみるとイメージが沸くでしょうか。
生地にタグなどの飾りをつける場合は、この時点で生地に縫い付けておくと作業がしやすいです。
折りたたんで作る都合上、下側ふたになるところが生地の一番上に位置しており、中央に背面になる生地、いちばん下に上側ふたになる生地、という順番で繋がっています。
上下の方向のあるプリント生地を使う場合や、飾り付けの時は型紙を参考に注意してください。
2枚合わせて取り出し口を縫う
上側ふたの長辺・下側ふたの長辺を縫います。下側ふたの真ん中を4cmくらい開けておき、返し口(生地を表にひっくり返すときの穴)にします。
これでティッシュの取り出し口になるところが両方縫えました。
一度、縫ったラインに合わせて折り、アイロンをかけます。このあと表になったときの位置を合わせるのでこまめに行っています。
生地を表に返したところです。返し口を使っても、まだ縫っていない両脇でもどこからでも大丈夫です。
さらにもう一度、表側からアイロンをかけると綺麗に平らにします。
生地のたたみ方・ひっくり返し方がポイント
ティッシュの取り出し口になるところを折って、まち針で借り留めをします。
まだ両脇がほつれていて縫っていないじゃないかと思われるかもしれませんが、私の場合、裏返しの状態で複雑に折りたたむより、表になった状態で目視で固定してからひっくり返して縫うと綺麗に仕上がるので、この手順に落ち着きました。
下側ふた・返し口があいているほう(左)が下に重なるように折りたたみます。
返し口はあとで手縫いで処理するので、手縫い部分が表から見えにくいように、上側ふたと下側ふたが中央でお互いに1cm重なるようになっています。
PDF実物大型紙の合わせ位置を参考にしていただければと思います。
上側ふたと下側ふたを、重ねたところがずれないようにまち針でしっかり固定します。
ここで生地を脇からひっくり返します。
ここがポイントです。
まち針で合わせた上側下側ふたと一緒に、裏地を1枚めくって一緒に持ちます。
裏地と表地の間から生地を引っ張りだしてひっくり返していきます。
完全にひっくり返すと写真のようになります。
上から裏の生地の裏(?)、間に上側下側ふたの合わさった部分がきて、下に表の生地の裏が重なっています。
これをぺったんこにしてアイロンをかけます。
両脇を縫う
両脇を縫います。
両脇が縫い終わりました。生地のほつれが気になりますがひっくり返すと全部内側に隠れちゃいます。
返し口を縫う
横をめくると、下側ふたに空けておいた返し口があるはずなので、そこから表にひっくり返します。
綺麗に表に返したら、アイロンがけをします。
返し口は手縫いで見えないようにまつって仕上げます。
リバーシブルにする場合は裏面(ボルドー)を使うと下側ふただった部分が上側ふたになります。
表と裏両方に響かないようにまつるには、写真のように、返し口の生地の内側1mmくらいを互い違いにすくいながら縫うと目立たなくなります。
完成
完成です!
お揃いで作ったバネポーチの作り方はこちらです↓
【無料型紙】布2枚で作る基本のバネポーチ・巾着ポーチの作り方 バネ口金(くちがね)の使い方
皆様の手作りの参考になれば幸いです!
ブログランキング参加しています↓