【手芸収納】簡単に手作りできる!ミシン糸とボビンを一緒に収納する方法
どんどん増えていくボビン。専用のボビンケースやミシン糸とドッキングさせる便利な道具も色々ありますが、100円で手持ちのボビン全てを収納できるアイディアを紹介します。
ボビンの収納には、ボビンだけを小箱にまとめてしまうボビンケース、同じ色のミシン糸と一緒にボビンをくっつけて収納できるボビンキャッチャーなどがあります。
私も縫い物が楽しくなって手持ちの糸が増えてくるにつれて、収納方法をいろいろ試してみたのですが、同じ色のミシン糸はセットにしておきたい・場所も取りたくない・見た目は綺麗にしたいけどお金はかけたくない・キャッチャーを外したり付けたり使うときのアクションが面倒でないのがいい派です。
そこでこのような形に落ち着きました。
ミシン糸にボビンを重ねて繋げています。横に倒してもくっついたままで保持されます。
仕掛けは簡単、中にストローを通しているだけです。
タピオカストローで作るボビンキャッチャーの作り方
材料
タピオカストロー(筒の直径が10mm以上のもの) 1袋
使用するストローの直径ですが、ミシン糸の糸巻きの穴より大きいサイズを用意してください。
タピオカ用とされる筒の直径が10mm以上のストローがベストでした。
昨今のタピオカブームで、可愛いカラフルな極太ストローがあちこちで流通するようになって嬉しいです。
写真右のジャンボストローも超太口ですが直径(Φ表記)が8mmとなっており、こちらで試しに作ってみると細くて、理想の使用感は得られませんでした(理由は作り方の過程で説明します)。
透明感と色が好みのストローだったのでちょっぴり残念ですが、こちらは本来の使い方の飲み物にいっぱい使いたいと思います。
作り方
採寸してストローを短く切る
お手持ちのミシン糸とボビンとを、重ねたときの長さに合わせて切ります。
私の場合、一番数が多いシャッペスパンミシン糸(200m巻き)が高さ39mm、ブラザーの家庭用ミシン用のボビンは厚さ11.5mmなので、合せてだいたい50mmでカットしています。
大きいサイズのシャッペスパンミシン糸(700m巻き)は高さ48mmなので、こちら用は60mmにカットして作っています。
2~3mmの誤差は気にしないで大丈夫です。
ただしミシン糸の糸巻き本体の高さ(39mm)とぴったり同じか、さらにそれより短くストローをカットしてしまうと、使うときに糸巻きの穴からストローが取り出しにくくなってしまうので注意が必要です。
切れ込みを入れる
短く切り揃えたストローに、縦に切れ込みを入れて切り開きます。切っちゃっていいの?と思いますがここがポイントです。
ストローが丸まって直径が少し小さくなり、横から手で力を加えるとさらに細くなるので、糸巻きの穴に通しやすくなります。
手を離すと反発力で元の太さに戻るので、糸巻きやボビンの穴にぴったりフィットして抜けにくくなります。
このストローの太さが重要で、普通のもの・10mm以下の直径のストローでは細くて抜けてしまい、理想の使用感は得られませんでした。タピオカサイズがシンデレラフィットのようです。
できあがりです。いっぱい作りました。
ストロー1本の長さは200~220mmくらいありますから、1本から3~4個はとって作れます。
100円ショップのストローパックが1袋あれば、たいていのご家庭で手持ちの糸のぶんは全て作れるんじゃないでしょうか。
色を種類ごとに変えたりするのもいいかもしれません。
コストパフォーマンスが凄すぎます。
耐久性・経年変化について
同じストローで、5年くらい前に作ったものが右の黄色です。今回作成した水色より少し細くなっていますが、まだ使用可能で耐久性もばっちりです。
作った当初は穴に通すとき少しきつめに感じますが、何度も使っているとなじんでちょうどよくなります。
ボビンとミシン糸を合体させるときに、ストローの両端や切り込みを入れた部分が少しずつ折れたり曲がってきたのと、前回大雑把に切って作っていたストローの長さをきっちり統一したかったので、今回作り直しました。
それでもまだまだ使い切らないこのストローのパック量、恐るべしです。
私の手持ち糸ならあともう2回くらい全交換できそうです。何年後になるのだろう・・・。
便利な使い方
ストローの空洞を活かして、ボビンキャッチャーを抜かずにミシンに装着もできました。
ストローが出っ張っているほうを糸の進行方向より後ろにすると、糸の運びにも影響はありませんでした。
(使用している機種によりますし、ミシンは精密機械なので、あくまでも自己責任でお願いします。)
よく使う糸だと、下糸もすぐなくなってしまいますよね。私の場合は定番の黒・白と、好きな色の紺色がそれです。
何度も巻き直す手間がもったいないと思って、ボビンをあらかじめ2個用意しておくことがあります。
ボビンが複数ある場合も、まとめてストローに刺しておくと一目で分かって便利でした。
この場合はストローもボビン2個ぶんと長めに切ったりせずに、上記で作った同じ長さのストローで、糸巻きの中に入っている部分を外にひっぱり出すだけで大丈夫です。
ボビンが1個になったらまた短くしまえばすっきりします。
収納例
現在は無印良品のアクリル収納シリーズの引き出しにミシン糸を収納しています。(アクリル縦でも横でも使える小物収納6段・A4タテ 約幅11×奥行24×高さ32cm)
ボビンとくっつけた状態でも、引き出し1段にぴったり4列・3個入るのがお気に入りです。
仕切り板3枚で4列を全部区切っても大丈夫でしたが、付属してくる仕切り板の枚数に限りがあるのと、大きさの違うメーカーの糸巻きも混在しているので、ゆとりがあるように仕切り板は引き出し1段につき1枚で2分割に落ち着きました。
大きいサイズのシャッペスパンミシン糸(700m巻き)は向きを変えて、ボビンも2個くっつけて収めています。
手持ちの糸の色と、ボビンに巻いた量やボビンの準備をしていないものがすぐに分かるようになりました。
手芸収納はそのときの使い方や作るものであちこち変えて試行錯誤している最中なので、またいい感じに整頓できたら書いていきたいと思います。
皆様の手作りの参考になれば幸いです!
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